東京都内で予定されていたパブリックビューイング(PV)やライブサイト計6箇所の設置を、新型コロナウイルス対策のために競技中継を中止し、一部は集団接種会場にに転用するというニュース。個人的には残念だとは思うけれど、無観客開催も言われている中、試合会場以外の場所に多数の人員が集まるリスクは小さくないのも事実な訳で、現時点では参加者数を減らすなどの対策をしても問題が発生するという判断なんでしょうね。
試合会場も無観客なら兎も角、上限設定であっても有観客開催するのであれば、それと同等の制限をしたパブリックビューイングやライブサイトを設定してもいいと思うし、例えば大規模なPVだけは残して胃も良いんじゃ無いかと思うのですが。開催場所が都内に置数設置されると、そこへ移動する人流も増えて感染拡大リスクがさらに広がるという判断なんでしょう。また、試合会場だけでも有観客開催するために、それ以外のリスクを出来るだけ下げたいという思惑もあるんでしょうね。
PVが開催されないのは残念だけれど、元々今回の東京オリ・パラは「5G」をベースにオンライン観戦についても元々考えられていたのだろうから、逆にそちらにシフトするのも良いかもしれない。私などは、擬似的なサラウンド効果とMRを組み合わせて「三次元的なオンライン試聴効果」みたいなものが感じられるデバイスが出てくることを期待していたんですが、そこまでは無理かなぁ。5Gで無くても、光回線クラスの回線スピードがあれば、結構リアルタイムで実現可能だと思っていたんですが。
この時期での東京オリ・パラ開催には賛否の声が大きいのは理解出来るのですが、56年前に東京オリンピックを子どもながらに体験して記憶している一人としては、やはりあの感動は共有して欲しいし、自分の家族や子供達に伝えて欲しい記憶だと思うんですよね。多分自分の記憶や感動は、実際に東京オリンピックが開催された時のものよりも、その後の記録映像とか色々な情報を後から知って記憶している物が大半だと思うけれど、それでも記憶は結構鮮烈。特に、実際に浜松を通過する聖火ランナーを父親に連れられて見に行った記憶は、未だに一番の記憶なんですよね。最近のオリンピックは商業主義と批判もされているけれど、やはり世界的な規模の大会が、多くの競技で同時並行して開催される事はめったに無い訳で、その感動はサッカーのワールド杯とか先日のラグビーワールド杯とはまた違った物。まだまだ色々解決するべき問題は多いと思うけれど、個人的にはしっかりと大会開催をする事を最優先して欲しいですね。
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