メダルラッシュ

昨日のオリンピックも金メダルラッシュ。水泳の女子個人200メートルメドレーでは、400mレドレーを制した大橋結衣選手が、こちらでもタッチの差で優勝して、水泳女子としては初の競泳二冠を達成。 それ以外にも、柔道女子70kg級で、新井千鶴選手が金メダルを獲得、体操男子個人では19歳の橋本大輝選手が、初となる10代での金メダル獲得。オリンピックは、そろそろまん中くらいまで日程が進んだところだけれど、今の所日本は金メダル獲得数では13個と前回のリオオリンピックの12個を超えて国別でトップ。勿論、金メダル以外のメダル獲得もあり、惜しくもメダルには届かなかったけれど、惜しいところまで記録を伸ばした選手も。

一方で、体操の内村航平選手等、期待されつつも予想外の結果に終わる選手も、特に事前の期待値が高かった選手に多く見られて、そこは勝負の世界の厳しさというか、ドライな一面をひしひしと感じる場面も。本人にとっては、不本意だろうし悔しいだろうし、可能ならリセットしてやり直したいと思うところだろうけど、結果は結果で元には戻らないのだから、直ぐに切り替えて次のゴールを目指して欲しいですよね。それが、仮に引退してセカンドキャリアに進む判断であっても、それは凄く意味のある事だと思うから。

まだ決勝戦では無いけれど、昨日は野球が正直9回裏の攻撃が始まるまではドミニカに敗れたと思っていたら、まさかまさかの逆転サヨナラ。夜のサッカーも、強豪のフランスに4-0とこれまでの鬱憤を晴らすような内容で、何か吹っ切れた印象を感じる内容だった気がします。次はニュージーランドとの準々決勝らしいけれど、案外「もしかして」が有るかもしれない。スポーツというのは、一切の柵を超えて自らの体力知力精神力を結集して競うものだけに、彼らのこれまでの努力は並大抵のものでは無いだろうし、だからこそ事前には開催反対とまで言われても、実際にその姿を目の当たりにすれば、スポーツに興味の無い人でも何か感じるものを得られる気がしますね。

一方で、東京オリンピック開幕と前後して東京都や国内の新型コロナウイルスの陽性者数が急増。昨日は、東京都では初の3000人越えとなり、全国でも9000人の陽性者が確認されて、このままでは今週中には1万人の大台超えもあるかも。ただ、これは一週間、二週間前の行動が原因でこうなっているわけで、今後どうなるかは不明。オリンピックが始まり、人手が減って自宅などでの観戦が増えていると言う話もあるけれど、それはそれで年末年始の時のように家庭内感染が心配だし。一方で、ワクチン接種の効果が出ているのか、60代以上での重篤者や死亡者数が激減して、逆に50代以下、特に20~30代の陽性者数が急増しているのは、自粛疲れを理由に外飲みとかが影響しているのだろうか。「もう宣言慣れ、宣言疲れした」というインタピューをテレビでも流しているけれど、結局は一人一人が三密回避やマスク着用するしか無い訳で、羽目を外したくなる気持ちは分かるけれど、結局は自分で自分の首を絞めていることを理解して欲しいなぁ。これまでは、リスクは高齢者にあり、若い世代はフリーライド出来るみたいな考えだったけれど、ワクチン接種とデルタ株やその派生株でその立ち位置は逆転してしまっていることを若い世代も理解して欲しいですよね。今朝見たテレビでは、とあるスポーツバーのオーナーが「選手もルールに則ってガンバ伝居るのだから、我々もルール(午後8時迄)を守る」みたいな事を答えていたけれど、そう言う気持ちをもっと大切にしないと。理想だけれど、日本のオリンピック活躍とともに、コロナ禍にも勝ちきりたい。

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